サ ラ ち ゃ ん 物 語
Ch.アルペジオ フォン ハイフェッツ JP


2004年5月現在


                    サラ 4兄妹でした                         生後48日目

     サラは我が家で初めて生まれたスタンダードダックス、レッドの女の子です。

     今年で満10才になりました。

     生まれた時から
一匹のみ(男の子2頭、女の子2頭、4頭兄妹でした)キャーキャーうるさい子でした。

        ドッグショーにチャレンジしてみたかったので素人ながらに気の強そうな子が良いと

       我が家に残ることになりました。  他の子と比べて体質もとても固い子供でした。


       育つながらに何だかとても妙な感じに思えました。スタンドードダックスなのに平気で椅子や

       出窓に飛び乗るのです。

       犬が飛び出ないよう置いた柵なども平気でジャンプし抜けていきました。 

       我が家ではサラならぬサルと呼び犬なのにサルがいるとお友達に喋ったものです。

       生後6ヶ月頃病気をしました。発見が遅かったら死んでしまったかもと病院で言われ 

       とてもショックだったのを覚えています。

SHOWデビュー 約7ヶ月半
                                                   じっと見つめるサラちゃん

          病気がおさまりショーにチャレンジしました。初めてのオーナーハンドラーです。

          勝ちたいとこがる反面犬の気持ち、状態には全く素人の私でした。

          サラはそれでもがんばってふんばってくれました。

                    こんな時もありました。                       10ヶ月の頃


        でも少しずつショーが嫌になってしまっていました。ど素人ながらに全犬種のEXGなど今思い出すと

        信じられない結果を頂いていました。

        日本ダックスフンドクラブでのCH展 故大丸順三氏に頂いたベストビッチも忘れる事ができません、

        Int.Ch.等よい犬がそろっていたからです。

                                日本ダックスフンドクラブでベストビッチ


         JKC.Ch.は早くに完成することが出来ました。

         只、もうサラも限界に達していました。家でリードをつけショーの練習をしようとすると

         一歩も歩かなくなっていました。

         私が彼女の心を壊してしまったのです。

         子供をとってみようと思いました。

                 チャンピオン完成の時の写真です                    初めての出産


         彼女は生涯4回の出産をし計17頭の子供を残しました。

         うち10頭がJKC.CH.を完成しそのうち2頭のINT.CH.

         4頭の本部展BOB犬、2頭がAOM、1頭のAm.Ch.を現在完成しています。

                   Ch.ブリランテ フォン ハイフェッツ JP      Ch.エミュ フォン ハイフェッツ JP

  

               Int.Ch.Ch. ブーレ フォン ハイフェッツ JP      Am.Int.Ch.Ch. エロイカ フォン ハイフェッツ JP


               Ch.バラード フォン ハイフェッツ JP        Ch.ジングル フォン ハイフェッツ JP                    
                 

                サラは今思うととてもすばらしいスタンダードダックスでした。
                             ブラッドビッチに出たサラとその子供達(7才半)


        正確な動きができる構成、すばらしい歩様、飛び抜けた頭の良さ(彼女は今我が家にいる

        彼女の子供たちの中でもとくにすぐれた賢さを持っています。

        でもそれは飼い主が一歩間違えると傷つきやすいナイーブな心と共にあるのです。)

        その時、その時の流行で骨の太さとか毛吹き 確かにそのようなものはサラにありませんでしたが、

        でもその体質の固さ歩様の良さしっかりした構成、どのような牡と交配しようと

        彼女はそれを確実に子供達に残してくれました。

        我が犬舎があるのは、全て彼女のおかげです。そして彼女と彼女の生んだ子供達より

        ハイフェッツポリシーは確立されていったのです。

        彼女は只今10才、乳ガンを患い、去年は乳腺摘出手術を受けました。

        子宮も共に取って病気の進行を抑えています。

        今彼女は我が子や孫たちに囲まれて暮らしてします。

        毎日の散歩を心より楽しみにしていて玄関でじっとリードをつけられるのを待っています。

        まだ固いごはんをバリバリ食べ牛のヒヅメこそもう食べませんがガムも大好きです。

        いまだに油断すると食卓に知らぬうちに登ってコーヒーだのお菓子だのを盗んで食べてしまいます。

        彼女はいまだに子供の頃のままの運動神経なのです。

        彼女とそっくりな台雌を是非とも残しておきたいと強く望みました。

        やがておとずれるであろう彼女の死、、、でも今は彼女の特徴をその通り受け継いだ孫がいます。

        そして今は10年前の私と違い犬の気持ちを少し理解している私がいます。

        サラ、今でもあなたの生まれた時の事をしっかり覚えています。

        生後半年に満たないのに長生きできないかも知れないといわれたサラ本当にありがとう

        1日でも長く元気にしていてねコーヒーばっかり飲んじゃダメだよ

                                                           2004年4月


        サラが亡くなりました。 2005年5月20日(金)PM10:05の事です。
        
        長い病との闘いでした。

        最後は、私のうでの中でいってしまいました。長い苦しい飼い主共々つらい日々でした。

        亡くなる1ヶ月前、あまりに痛みがひどく安楽死も考えましたが、病院の先生のアドバイスもあり

        痛み止めを含んだ薬を施されました。

        その時一週間持つまいと思えた子が、その後1ヶ月ほど持ちこたえる事が出来ました。

        いろいろな考え方がありますが、私にとって最後の1ヶ月は何にもましていろいろ考えさせられ

        犬の命と心にふれることができた日々のような気がします。

        私の初めての子 サラ いろいろなことを教えてくれた サラ 本当にありがとう。

        そして私のつらい日々になぐさめと励ましを与えてくれた多くの友人たち、又病院の先生に

        この場を借りて心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
   
        サラちゃん物語はおしまいです。

        サラは満11才と35日でいってしまいました。

        強い、賢い、そしてわがままな素晴らしいダックスフンドでした。


                                            2005年 5月22日
                                        
                                                   山室敦子、博雄

   






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